技研システックの仕事紹介、第2弾「機械設計エンジニア」です。
設計部・ソリューション企画開発課の係長がご紹介いたします。
「私は、設計エンジニアとして技研システックに中途入社しました。入社して8年という私ならではの、前職との比較を交えて、当社の設計エンジニアの「面白さ」をお伝えしたいと思います!
(ソリューション企画開発課のこと、私の転職理由、成長軌跡、2児の父として家事育児との両立状況など、お話ししたいことは他にもありますが、これらはまた追ってご紹介しますね)
さて本題です。
前職は量産部品の設計をしていました。手の平サイズぐらいの部品の設計です。 「量産」部品の設計ですので、設計図が完成すると「その図面通りに」部品が大量生産されます。もし設計にミスがあった場合、ミスを抱えた部品が大量に作られてしまいます。そんな事態を招くことはもちろんできません。設計図がすべて、そんな仕事でした。
一方、技研システックの設計の仕事は全く異なります。
当社は「生産設備の開発・設計・製造」を行っている会社です。溶接、はんだ付け、組付、成形、検査等の工程を自動化する設備、またはそれらを組み合わせた生産ラインの自動化を実現する設備をつくっています。お客様それぞれのご要望にお答えするオーダーメイド対応です。
つまり、「大きな」「一品物」の製造設備をつくる会社です。設計エンジニアはその設計をします。今まで人の手で行っていた作業を、自動化するための仕事です。お客様のご要望をお聞きして、それにお応えできる機材を選び、納期や予算の調整、当社製造スタッフとの調整も設計エンジニアが担当します。
当社には自動化のノウハウがどんどん蓄積されていますが、生産工程や生産ラインの形状等はお客様ごとに異なります。同じ案件はひとつもありません。類似の事例はありますが、常に「世界で初めて」のものをつくるような感覚です。
設計図をつくれば設計エンジニアの仕事は終わりではなく、設計図ができてからも、ひと山・ふた山を乗り越えながら完成へと近づけていきます。ミスがある・ない、ということではなく、考えて、悩んで、実験を繰り返して、ブラッシュアップしていく感じです。
世界で初めての、一品物の製造ですからね。
そうしてできあがるものが、大きい!
最後は、お客様の工場に製造スタッフとともに行き、設置をして、実際の現場での稼働確認まで関わります。設置された設備がキレイに稼働したときは、「よくがんばった!」とほめてあげたいぐらい、設備が我が子のように愛おしく感じます。
自動化がどんどん進んでいます。自動車業界に限らず様々な業界・企業から当社にご相談やご依頼をいただいています。そういう中で、設計エンジニアへの期待は一層高まっています。当社の設計エンジニアの仕事は、カンタンなものではありません。単調なものでもありません。ですが、AIにはまだ置き換えることができない領域の仕事になります。間違いなく将来性のある仕事です。
面白そう、やってみたい、関わってみたい、と思った方はぜひご連絡くださいね。
まずは職場見学・カジュアル面談を通して、テキストベースでは伝わらないことを目で見て感じていただければと思います。
見学のお申込みはお気軽にどうぞ!」