技研システックでは、安全推進委員会をつくって(※以下「安全委員会」と記載)、安全に要務を進めるための取組みをしています(以前の記事「小さなことでも素早く対応!安全委員会の動きが機敏になってきた」参照。https://www.gikensystec.co.jp/news/20251210 取組みのひとつとして、新入社員向けの動画を作りましたので、今回はそれを紹介しながら、現場で実際にどんなふうに安全を意識しているのかを、技術部制作課のMさん(入社5年目)とTさん(入社2年目)に訊いてみました。
―最近、技研システックは新入社員が増えているので、服装についての動画を作ってみました。まずは一緒に観て、感想を聞かせてくれますか。(読者の皆さんも、良かったら見てみてくださいね)
M 率直な感想で良いですか。「当たり前やん!」と思いながら、見ましたね。
T そうですね。僕らは当たり前にできていることばかり。でも、入って来たばかりの時にこれを見れば、服装の注意ポイントや、なぜそうしなければ危ないのかが分かりやすくて良いですよね。
―これを見て「当たり前」と感じられることもそうですが、最近技研システック全体の安全意識が高まっている気がします。現場ではどのように感じていますか。
M もともと、僕が入社した5年前も意識の高い会社ではあったと思いますが、やっぱり最近だと安全委員会の活動が大きいと思います。委員会のSさんがよく現場を回ってくれているので、僕らも気づいたことを伝えやすいです。
T 伝えるとちゃんと形になると感じられるので、僕らも現場で何かに気づいたら、安全委員会に伝えようという意識がもてています。言っても無駄だと感じてしまったら、声をあげなくなってしまいますもんね。
―現場が気づいて安全委員会に伝え、対応されたこととして印象深いことは何かありますか。
M 作業着の生地が変わったことですね。以前の作業着は合成繊維でできていて、溶接時に火花が飛ぶと、すぐ穴が開いてしまっていたんですよ。それだと熱いし、危ないですよね。伝えると、「綿100%の生地で選び直そう」となりました。試験的に数人で着用した後、全員に支給。そこまでが早かったですし、現場だから気づくことを大切にしてもらっているという実感をした変化でした。
T 今は夏なので、熱中症対策には力を入れていますね。現場での僕らの体感を聞いてもらいながら、空調ベストや水冷ベストが支給されたり、のどが渇く前に水分補給するように口酸っぱく言われたりしています。年々暑くなっているので、昨年これでOKだった、で終わらずに、今年は今年としてしっかり対応しようと考えられているのが良い姿勢だなと思います。
―Tさんは、製造業から製造業への転職で入社2年ですが、同じ製造業という中で技研システックの安全意識について感じることはありますか。
T とにかく、対応が早い。お金がかかっても必要なことはちゃんとやる。その2点ですね。僕は入社が6月だったんですが、入ってすぐに水冷ベスト(身に着けることで暑い中でも体を冷やしてくれる)を支給してもらえ、その早さに感動しましたね。
M 少し前だと、脚立を買いましたよ。法律が変わって、トラックの乗り降りに脚立を使う事になりました。脚立はすでに会社にあったけれど、置き場がトラックからは少し遠かった。それを使えなくはないけれど、「脚立を都度移動するのは面倒なうえ効率が悪い」という僕らの意見を汲み取って、新しくもう一台購入となりました。
―現場が気づいてからの安全委員会や上層部への風通しが良いのは分かりました。ただそうは言っても、現場に安全意識を根付かせようと思ったときは「面倒だ」「これまでこれでやって来たんだから」というような反発が出て、難しいところもあるのでは。
M 製造の仕事って、早くやる事も大切ですが、まずは安全第一だと強く感じています。「働いている中でケガをする」って、本当に無駄で残念なことだと思うんですよね。痛い想いするのも自分ですし。そんな馬鹿馬鹿しいことはないので、安全第一というのは徹底して言うようにしていますし、周りも同じ意識でいてくれるのを感じます。
―具体的には現場では、どのように安全を徹底させているのですか。
M まず仕事に取り組み始める前に、関係する全員で仕事内容や危険なところを確認します。仕事が始まったら、その都度気が付いた点は伝えます。「マスクできてないぞ」とか。ひとつひとつは小さなことだったりするので、人間だし忘れてしまうことも。しっかり習慣化できるまで、気づいた人間がお互いに声をかけるようにしています。
T Mさんは本当によく声をかけてくれますが、他の部署でも声掛けしているのをよく聞きますね。僕も入社してから、「ここが危ないんだ」「ここに気を付けるよう心がけよう」と気づかされることが多くて、安全意識が高まったと思います。
―現場での気づきあいを心掛ける日常と、危ないと気づいたときに伝えて変えていく会社の機能。その両輪があっての安全ですね。
M 気づきのきっかけは、ただの愚痴からでいいんですよ。立派なご意見じゃなくてもいい。「ここやりづらいよな」「なんでこうなんだろうな」、そんな話でもちゃんと聞いてもらえるから、気づいたり不満に思ったりしたら伝えること。それが大事だと思いますね。
T おかげで今日も、怪我無く気持ちよく仕事ができるんですもんね。早くやれよ、じゃなく、安全第一だぞと言われる環境だからこそ、落ち着いて頑張っていけますよね。
―ありがとうございました。
安全委員会のメンバーではないM君、T君の口から、委員会のS君を評価する言葉が出て「委員会活動の価値を現場がきちんと感じてくれているんだな」と嬉しく思いました。それぞれが安全を意識して動けている今の雰囲気を保っていけるよう、会社としても必要なことをきちんと迅速に行なっていきます。(ホームページ担当 後藤)